butterfly dream

FX自動取引のための時系列分析・信号処理・戦略ブログ

科学技術計算用プログラミング言語:Sci-Lispの自作(1日目):計画

私はLispという言語に興味があり、Common LispClojureという言語を趣味の範囲で学びました。これらの言語に美しさや楽しさを感じると同時に、Pythonのような科学技術計算のエコシステムが欲しいなと感じたり、C++のような高速性が欲しいなと感じたりしました。

実現可能性は置いておいて、自身の要望を満たす処理系を作りたいと思ったので、その要件やポイントを書き出していきます(壮大な夢です)

取り組むにあたり自分の中でモチベーションというのは非常に大切なので、書き出していきます。

  • C++の仕様理解
  • numpy, matplotlib, pandas, scipyの仕様理解
  • 信号処理、時系列分析のドメイン知識獲得
  • VSCode拡張機能開発による開発体験向上
  • GitHub上でのOSS活動に参入

メモ書き

  • 科学技術計算に用いるのにincludeやimportが面倒
  • 型定義はデータの設計を一望できるのでありがたい
  • コンパイラC++のコードに変換し、既存のコンパイラの最適化の恩恵を十分に受ける
  • スクリプト言語としても実行できる

リポジトリ

さっそく簡単なS式は実行できるようなインタプリタを組んでみました。私にとって初めてのOSS活動参加です。せっかくなので、ある程度成果が出るまで挫折せず息長く続けたいなと思います。

github.com